絵手紙の小窓

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歴史探訪 倉敷の古刹 

今回は 安養寺と連島の寺社(遍照院・箆取神社・宝島寺・厄神社)を訪れてきました
瀬戸内に面し地理的に恵まれ古えから栄えていた地方です
古きを訪ね新しきを知る 身近な足もとに連綿と続く歴史 華やかな歴史と繋がっている一端を歩いて紐解く 面白さを実感しています (聞いたことをすぐ忘れるのが悔しいけれど・・・)歴史探訪 倉敷の古刹 _b0029182_2152198.jpg
安養寺
782年朝原山寺として開創された仏教寺院
主な宝物(重文)
兜抜(とばつ)毘沙門天王立像
吉祥天女立像
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遍照院
寛和元年(985)智空上人により開祖
末寺31か寺 隆盛を極めたが戦国期 数度の火災で焼失した
本堂は改修中でした

「三重塔」 重文 
応永23年(1416)建立

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歴史探訪 倉敷の古刹 _b0029182_21185588.jpg厄神社
清和天皇(869)の御世 備後国鞆之津「薬神宮」に始まり 連島の発展につれで遷宮を繰り返し「厄神宮」と称して連島の総氏神となった

境内には「薄田泣菫の詩碑」と「筆塚」がある
6枚の乱れ屏風の形で 碑の作者(谷口吉郎博士)も有名らしい


歴史探訪 倉敷の古刹 _b0029182_21422666.jpg宝嶋寺
(ほうとうじ)

理源大師聖宝(832~909)開祖
「客殿」桧皮葺の丹精な姿の屋根が見えます

本堂は横の石段を上がった広い境内に古刹らしい姿でありました

箆取神社(へらとりじんじゃ)  祭神は 大綿津見命・豊玉姫命・玉依姫命
連島西の浦 長い石段を登った山の上にあり 眼下に家並みと瀬戸内の海が美しい
古くから「海若宮」と呼ばれ米豪商や船問屋の寄進が多く潤っていたそうだ
今 屋根の葺き替え中で神社はシートで覆われていたが 神主さん曰く 「氏子や参拝者の寄付に頼るしかなく大変なんです」と 
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Commented by ねこ at 2007-01-07 16:32 x
箆取神社の近くに住んでいたので、なつかしい
Commented by kuma-mitu at 2007-01-07 17:11
へ~ そうなの
・・・浦って 潮の香りがして人情味があって そんな雰囲気を感じました
by kuma-mitu | 2007-01-06 22:53 | 歴史探訪.ご朱印 | Comments(2)

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